教室を始めることに様々な理由があると思います。フランス菓子作りには確実にある基本の工程を忠実にをモットーに教室で伝えよう、家庭でも作れるおいしい焼菓子のレシピを伝えようと教室は始まりました。
使う道具や機材はなるべく家庭用に近い環境で整えました。リンナイといえば国産メーカーではよく知られており故障してもメンテナンスが速い!はずと、天板は決して大きいとは言えませんが「家庭で作る」というキーワードは全ての事柄をスムーズに解決してくれた当時でした。
これまでの環境に慣れた今、教室以外での役割を果たそうとするとオーブンが小さく諸々の限界が見えています。特に機材は業務用と言われる大きなタイプに変えるときが来たのだと思います。それによってほぼ全てのお菓子の焼き時間や焼き上がりの状態が変わることが予測され、それが不安だったり楽しみでもあったり背中合わせの状態で少し先で待ち受けています。これまでの過ぎた月日がこれからの未来を少しだけどーんと構えさせてくれ、なるようになるよねと、思っています。
教室がある元代々木町のアトリエとは別に、製造のみを行うアトリエを別に設けることで新たな体制がつくれ発送業務や店頭販売は今までよりもだいぶ(少しだけ)安定すると思います。来年の春からは2拠点での運営が始まります。
製造メインと言えど、全ての機材が業務用ていうのも全然気持ちが上がらない… 前職で知ってしまった美しい(機能的で清潔な)キッチン!は脳裏から離れず。予算の許す範囲でポイントだけは収まり良く現在のボンボンのキッチンをお願いした方に再びお願いしました。
新しいアトリエでの製造に慣れるまで製菓教室は数ヶ月お休みを頂き再び再開を予定しています。生徒の皆さまへは早々にお知らせを済ませておりますが、ざわざわ😓いやいや😓.. 教室は再開予定です。製菓教室は私のオアシスに、2023年以降は尚更にそんな気がしています。