ア・モン・グーと読みます。個人的な好み嗜好というところでしょうか。ボンボンのカタログ(No2がそろそろ完成予定ですが)のタイトルもここから“mongoût” とつけました。今回はパリ篇を少しご紹介させて頂こうと思います。昔お菓子の学校に通っていた頃にも住んでいたPassyという界隈からほど近いメトロDupleixからLa Motte-Piquet Grenelleの高架下に開くマルシェがあります。ここで必ず立ち寄る専門店があります。ひとつはフロマジュリー“Les Chevres de Saint Vrain”です。今回はとろり切り口が非常においしそう。食べごろだよと訴えていたヴァシュラン・モン・ドール(Vacherin Mont d'Or)を食べきれる分だけを切り売りしてもらいます。(写真の大きさで200g位) 他にも食べ頃のものを揃えているので好みを伝えて選んでもらっても良いでしょう。

次にお料理大好きなマダムの塩専門店Le P'tit Marché de Babeth。塩はレ島のものを扱いナチュラルなものからマダムオリジナルレシピによるスパイスを混ぜたものなど。マスタードやコンフィチュール、ヴィネガー、ハチミツなど“どれもおすすめよ”と言います。どんな料理に使いたいとか具体的に相談しても楽しいと思います。「じゃ眼鏡外すわね!」とカメラに向って笑顔のマダムはいつも元気いっぱいです。

帰り道はそのまま高架脇の舗道を歩いて途中パンポワラーヌに寄ります。代表的なカンパーニュは丸のままでも買えますし、切ったものを数枚〜1/4個分と好きな分量を買うことが出来ます。りんご入りのタルトレットも甘さが控えめでおいしいですし、クッキーもとても素朴な味でおいしくついつい購入してしまいます。

マルシェは場所によって開く曜日はまちまちです。週2回水曜日曜日に開かれるここグルネルのマルシェでは、私にとって食べたいものだけをじっくり選ぶ至福の時。この時期はジビエや牡蠣、きのこも沢山並んでいる魅力的な季節、胃袋がいくつあっても足りません。Ienaのマルシェも新鮮でおすすめです。
そして何よりもほっとする場所が6区にある小さなカフェ。ランチ前に行くと少しだけ静かな時間があります。販売のマダム達は基本的に働き者でキビキビとしています。時に内輪ゲンカ的な所に遭遇してしまいますが、真面目に仕事をするが故のことだと先日判明、ほっ..。ここは学生街にあるのでノートを広げている人、友達と絶えまなく話をしていたり気取らない場所です。

新しいお店も昔ながらのお店にも違う新鮮さを感じ、それが喜びに思えるまでいつまでも好きな場所として通ってしまうようにも思います。